言葉からメロディーへ 山田裕美Mezzo sopranoコンサート

■演奏会の開催日


2026年02月28日

■開演時間


14時

■演奏会会場名


芸術館コンサートホールATM

■演奏曲目


第1部では、古楽器テオルボとともに、イタリア古典歌曲を演奏しながら、この珍しい楽器についてもご紹介します。
第2部では、「イタリア文学の父」と称される詩人ダンテ・アリギエーリの代表作『神曲』から抜粋した日本語訳に曲・朗読を付けた、ダンテ没後700周年記念の委嘱作品を披露します。


■ソリスト


山田裕美(Mezzo soprano)
伊能美智子(ピアノ)

■入場料


一般2,500円(当日券3,000円) 学生1000円 (当日券1,500円)

■メッセージ


『声楽』を考察する際、「言葉を優先するか、それともメロディや音色を優先するか」という問いは、西洋音楽史において常に議論の中心であり、時代によってその優先順位は変化してきました。

本企画では、そのような背景を踏まえ、西洋において「言葉」に特に重点を置いたイタリア・バロック初期の作曲家と、西洋音楽を用いて「日本古来の優美な空間」を創出し、かつ「日本語の美しさ」を巧みに反映させる現代作曲家・伊能美智子の作品に共通点を見出し、双方をご紹介いたします。今回は、作曲者自身によるピアノ演奏のために一部編曲を施し、天国篇では「天使の声」として、水戸第二高等学校コーラス部にもご参加いただきます。

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